絶対音感の上達のコツ
2016.12.20

subimg03耳で聞いた音を何かの音と比較することなしに、どの音階かを正確に聞き分ける能力のことを絶対音感と呼びます。さらに複数の音を同時に聞き分けて楽譜上に拾える完全音感なるものを持ち併せる人もごくまれにいますが、いずれにしても何らかの音楽的レッスンを受けないと伸ばすことのできない能力でしょう。ピアノやバイオリンといった楽器は子供の習い事として人気ですが、小さなころから音楽教室に通わせてレッスンを受けさせることで、音を聞き分ける力が鍛えられ、楽器を弾くという行為の上達とともに、さらにしっかりと音が聞き分けられるようになるのは間違いありません。毎日繰り返しやってきたことは体が覚え込んでしまうのと同じように、音感も毎日レッスンを続けることで磨きがかかり、研ぎ澄まされていくものといえます。そのため、いきなり絶対音感を発揮するということではなく、地道に練習を積み上げた結果、身に付くものであると言えるでしょう。

楽器が弾けるようになるには、毎日練習を繰り返すほかありません。有名なピアニストでもしばらく鍵盤から遠ざかってしまうと、すらすらと弾けていたのが弾けなくなってしまうほど、毎日の鍛錬が欠かせない物です。その意味では、スポーツをするアスリートに似ているといえます。毎日の積み重ねが体や技術を作り上げていくと考えれば、音楽教室だけで学ぶのではないということがわかってきます。家での練習も含めて、すべてがレッスンです。また、レッスンを始める前の状態で絶対音感のあるなしを判断するのは、早計です。定期的に教室に通い、さらに家で練習を積めば、始めのうちはドの音すらも聞き取れなかった子がすべての音を聞き分ける可能性は否定できないからです。コツは長く続けていくこと、これだけといっても過言ではないかもしれません。

将来は音大に入りたいとか、クラシックやポップスといったジャンルに違いはあるにしろ音楽に関わりたいと考えているのなら、早めに楽器の習得に取り組むようにした方がいいでしょう。持って生まれた才能という要素はありますが、レッスン量や習っている期間の長さによって音感というものは鍛えることが可能です。それならば早めに取り組み、長く続けることが音感を育てるのに必要ということになり、ためらっている時間はありません。夢を実現するためにも楽器に触り、粘り強く楽器と向き合っていれば、そのうち自分も周りもびっくりするくらい音感が育っていることでしょう。音楽教室は楽器を続けるためのサポートの場と考え、自宅での練習を欠かさず続けることが大事です。

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